オンラインサロンって聞いたことあるけどファンクラブと違うの?
そんな方へ実際に両方に参加している私がテーマごとにわかりやすく解説します。
ファンクラブとオンラインサロンの意味合い
結論から言いますと2つは別物です。主催者によってサービス内容は異なるので中にはごちゃまぜ感覚で立ちあげる方もいますが、ざっくりとした意味合いは以下の通りです。
ファンクラブの場合
ファンクラブと聞いて私が思い浮かべたのはアーティストやアイドルでした。他にも俳優や声優、劇団等の芸能系やスポーツチーム、ブランドや漫画家、配信者にインフルエンサーなど多岐にわたります。
主な意味合いとしては、普段から応援しているファンが本人や団体が設置した公認クラブに入会すると、何かしらの優遇を受けたりプレゼントやメッセージ、イベント参加権などがついてくる。
また、ファン自ら運営する私設ファンクラブもありますが今回は公認ファンクラブのみご説明します。
オンラインサロンの場合
オンラインサロンとはwebを使った閉鎖的なコミュニティです。
主催者の投稿に加え、メンバー同士も自由にやり取りできます。
ファンクラブとの違いは、芸能人のような有名な人ではなくとも主催者として運営するメリットが存在し得ることです。
基本的にサロン内で得た情報は流出禁止です。
そもそも同じ考えを持った人たちが集まってくるのでアンチや意見のぶつかり合いによる炎上は起こりにくい平和な空間が作りやすいです。
活動内容
ファンクラブの場合
ここではわかりやすく主催者の例をアーティストやアイドルとしましょう。
ファンクラブで想像つきやすい一番のメリットはライブチケットが優先されることですね。確約とまではいかないものの、アーティストによっては救済措置も取られるなど、ライブ活動メインのアーティストのファンとしては魅力に感じる特典です。ファンミーティングもクラブ会員ならではです。
会員証の発行も特別に感じますね。本来お金をかけたかどうかは関係ないのですが会員になればファンと名乗りやすいのでハマったらとりあえず入る人もいるそうです。
会報では会員しか知ることのできない情報が詰まっていたりはがきが送られてくることもあります。誕生日にはバースデー動画が送られたりと、ファンを喜ばせる内容になっています。
ただシステム的にアーティストからファンへの一方通行の発信がほとんどです。
コロナの影響でライブが中止になる現在の状況だとメリットが少なくなったと考える人もいるようです。
オンラインサロンの場合
ノウハウや共有してスキルアップに繋げたり、プロジェクトを立ち上げたり、直接仕事につながるケースもあります。ビジネス向けなオンラインサロンはよく見かけます。
サロンメンバー同士が仲良くなって飲み友達になったりサロンメンバーのお店に行ったり、コミュニティ型の要素を持つサロンもあります。
他にもファンとの交流目的で開設する方もいます。限定コンテンツやファン同士の交流も兼ねるファンクラブタイプです。
多対多のコミュニティであることもポイントです。主催者と参加者だけのやりとりではなく、参加者同士のやり取りも可能なので情報を共有しやすく、結束力も高い印象です。
料金制度
ファンクラブの場合
ファンクラブは年会費としての支払いが一般的です。
無料の場合もありますが、有料だと入会金1000円ほどと年会費3000~5000円ほどが多いでしょうか。
一度に払う金額は大きめですが、一回払ってしまえば次に払うのは一年後でしかも入会金はかからないので楽です。
しかし払い忘れると再入会となるので気を付けましょう。
オンラインサロンの場合
サロンの支払いは月額制が一般的です。
入会費は基本的にはなく、月額0~11000円など幅広いです。
ちなみに私は月額1000円の西野亮廣エンタメ研究所に参加しています。
月額制のメリットとしてはとりあえず入ってみて合わなかったらその月分だけ払って退会できるところです。
入会費や年会費を払って微妙だと感じても辞め時がわからず放置してたら更新されてた...なんてことになりにくいです。
デメリットとしてはファンクラブより高くなりがちです。
月1000円でも1年参加すれば12000円になります。
しかしそもそもサービス内容が違うのと、金額に見合う価値があると判断するのは人それぞれなので一概にデメリットとは言えません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サービスの内容が異なるのでどちらのほうが優れている、といったことはありません。
ユーザーとしては、オンラインサロンだから入ろう、というより自分の好きな人がオンラインサロンやってるから入ろう、だと思います。
私からは迷ってる間に入っちゃえ!という言葉を残しておきます。
それでは。
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