留学に向いてる人、向いてない人

留学

留学に行くか迷ってる。自分に自信がなくて不安だ。どういう人が留学に行ってるの?

そんな人のために留学に向いてる人、向いてない人を紹介していきたいと思います。

留学に向いている人

行動力のある人

留学となるとまず申請や必要な物の準備と、行く前からやることがたくさんあります。

もちろん、最低限の語学学習や現地の文化やマナーも調べておきたいですよね。

現地に到着してからもトラブルは山ほど降りかかってくるでしょう。しかしそれは当然のことで初めての留学、日本とは勝手が違う場所なのでパニックになる必要はなく、冷静になれば対処できることが多いです。とっさの出来事の場合は対応力ともいえるかもしれません。しかし何もない時こそ自分の行動次第で留学後の達成感は変わってきます。

また、一人では対応できないことも早めに人に助けを求めることによって事前にトラブルを防ぐことができます。

好奇心旺盛な人

海外には日本にいるだけではできないことが無数にあります。一歩踏み出す勇気さえあれば様々な体験があなたを成長させてくれるはずです。

留学に興味を持った時点で新しいことに挑戦しようとする心は持っているといえます。

明確な目標がある人

これは比較的大事なことです。

留学と一口に言っても様々な理由、目的があるでしょう。

語学はもちろん、海外の人とコミュニケーションをとりたい、異文化を学びたい、行きたい場所があるなど何をゴールにするか決めることによって留学中の在り方が変わってきます。

事前に計画していてもそれが崩れたり変更することはあると思います。

しかし、目標を持って向かう人は必ずまわりよりも成長して帰ってきます。

一人でも行動できる人

ここでの意味は部屋に閉じこもり続けられる人や誰にも頼らない生活をすることではないと理解してもらいます。

学校の留学プログラムを利用した場合、留学先の学校や生活圏内に友達がいる可能性が高いです。

また、向かう先によっては観光客や別の留学中の日本人がたくさん居るなんてこともあり得ます。

こうした中で全く行動を共にするなとは言いません。むしろ海外で日本人を見かけたときの何とも言えない安心感や高揚感はわかります。ホームシックになったり、言葉の通じない国で同じ境遇の仲間がいたら日本にいる時には考えられないほど話し合えて親密になることもあります。

ですが、普段から行動を共にしてしまうと一人で問題を解決する能力が育ちません。グループでいると自然とその中での自分の立ち位置を認識して自分の出番が来るまで待つ、みたな経験はありませんか?

本来現地でできた友達や行く先々での会話の回数が1つでも減るのは勿体ないことで、単純に日本人同士で遊びたいなら旅行で行くことをお勧めします。

コミュニケーション能力のある人

これは何となく想像つきますね。会話は言葉だけでするのではなく表情や身振りなどでするものです。

言葉にするのが苦手であっても一生懸命伝えようとすれば相手も聞き取ろうとします。

私も実際に短期留学した際には英語は苦手でしたが諦めずいろんな表現で伝える努力をしました。

文法を覚えていても小さい声だと伝わらないからいつもより大きめの声にするとか、工夫して伝えようとするのがコミュニケーション能力だと思います。

学習意欲のある人

まず何よりこれがないと留学は旅行になって終わります。留学費用は決して安くはないので何かしらの成果を得ようと考えないと帰国後に何の意味があったのか悩む羽目になります。

新しいことや違う価値観を受け入れられる人

個人的にはこれもトップクラスに大切なことだと思います。

国それぞれの背負ってきた歴史や独特の文化、地域に根付いた宗教などがあることを理解しなければなりません。日本で育ってきた我々にはどうしても馴染めないものや考えられないことが目の前に起こるかもしれません。そんな時、一方的や反射的に拒絶したり批判するのはやめましょう。とても失礼であるとともに理解しようとする努力を怠った瞬間に学習と良質なコミュニケーション2つを失うことになります。

とはいえ我慢するのはよくないのでどうしても無理なものは無理と丁寧に申し出ましょう。

それもまた異文化コミュニケーションです。

留学に向いてない人

面倒くさがりな人

面倒くさがりな人は大勢いるいると思います。私もそのうちの一人です。

行動力のある人で述べたように留学には申請に必要な手続きやら書類やら荷物やらお金やら…

行く前に準備をして、現地入国後も最初は何かと大変です。事前によく調べないと必要な物が足りてなかったり現地で困る羽目になります。

最低限のことはきちんとしましょう。

語学力アップの優先順位が低い人

好奇心旺盛な人で挙げた好奇心旺盛な人は興味のあるものに次々と手を出してしまうと何のための留学なのか目的を忘れ、優先順位があやふやになってしまう恐れもあります。

語学学習が1番でなくてはならない、とは言いませんがあまりにも順位を下げすぎると大金をかけて海外へ留学するメリットが薄れる気がします。

語学学習が1番でなくてもいいと言ったのは例えばブロードウェイでミュージカルを学びたい人にとって英語は演技のツールでしかないので語学学習は必須ではありますが1番ではありません。

大事なのは優先順位を見失わないことです。

語学以外の目的がない人

今度は反対に語学だけを視野に入れた留学を考えている人です。

ただ外国語を覚えたいという気持ちだけで行くとしんどいと思います。特に全然話せない最初のうちは。仕事や移住のために語学を学ぶとかその国に行ったらしたいことを考えておくほうがモチベーションを保てますよね。

先ほどのミュージカルの話のように何かとセットで目的を見つけたほうが楽しく過ごせるのでお勧めです。

逃げ道を作ってしまいがちな人

これにはいろんなパターンがあります。

例えばホームステイ先ならばリビングでホストファミリーと会話を楽しんだり、休日は現地の友達と遊んだり一人で買い物にチャレンジしてみたりと、本来会話が生まれる場所に積極的に行くべきです。

しかしそれらをせず、ただ自室で勉強していたりスマホをいじっているだけでは日本にいるのと何ら変わりません。

話しかけられ待ちでは成長に限度があるのでできるだけ日本のことは忘れて現地にいる人たちとの交流に集中できるようにしましょう。

まわりに左右されやすい人

  • せっかく自分の優先順位が明確になっているのに他人に流されすぎて自分のしたいことができていない人
  • まわりを気にしすぎて意見や質問ができない人
  • 留学によって日本にいる友達や環境に置いていかれないか

この人達も向いていないとまでは言いませんが留学は誰かのためではなく自分のために行くものなので留学中はすべて一旦忘れて自分のやりたいことをやってください。

留学に行けば何かしら変われると思っている人

当たり前ですが行って帰ってくるだけなら人は成長しないし変われません。

環境が変わることで心の変化はあると思いますが何かすごい能力が手に入るわけでもなければ、

格好よくなって帰ってくる訳ではありません。

きちんと目標を定めて自分で行動しましょう。

あまり物事に関心がない人

これは少し特殊な例かもしれませんが、

留学を通していろんな体験をしたけど普段の日本とそんなに変わらなかった。

こんな人も会いました。

ある意味強い人ですよね。

これはいろんな解釈ができるかもしれませんが、細かく見てよく考えれば違いは沢山発見できるはずです。興味があるかないかで見え方はガラッと変わるのでせっかくなら一つでも多くの気付きを持ち帰ってみてください。もしかしたらいつかあなたの役に立つかもしれません。

まとめ

自身の留学体験や友人たちの経験を参考にしながら書き出してみました。

向いているに当てはまらない人や向いていないに当てはまった人も留学への自信を失わないでください。

こういう考え方があると事前に知ることができてよかったなくらいで構いません。

ただ、困ったときに役立つ情報だと思うのでぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

充実した留学になりますように、それではまた。

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